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民主主義のルーツ、ネイティブアメリカンの教えから、希望と絶望について学ぶ

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希望も絶望も、すべての人の心の中に、常にある

デモクラシーをめざす思いとエネルギーが、深く傷つき、「走り続けるのはもう無理だ」とつぶやき始めるとき。

心は傷みの言葉を紡ぎ、身体は休息を求め・・・それでも人生が続く限り、デモクラシーの旅も続いてゆく。本当に絶望しきって、心身をリセットしたのちに、わたしたちは再び立ち上がる。

デモクラシーは、この地球で生きる、生きとし生けるいのちの原理そのものだから。

わたしたちの今と未来について、北山耕平さんのウェブサイト「Native Heart」から、ネイティブアメリカンの寓話を紹介します。

一人のチェロキーの年寄りが、孫たちを集めて、人生について、つぎのように教えたそうです。

「よいかな、人間の心なかには、オオカミが二匹、すみついている。その二匹のオオカミが、わしのなかでも、つねに悲惨な戦いを、くりひろげている。一匹は、悪いオオカミだ。それは、恐れであり、怒りであり、ねたみであり、嘆きであり、後悔であり、強欲であり、ごう慢であり、自己憐憫であり、あやまちであり、敵意であり、劣等感であり、嘘であり、うぬぼれであり、自尊心であり、競争心であり、優越感であり、そしてエゴだ。で、もう一匹の方は、よいオオカミで、それは、よろこびであり、平和であり、愛であり、希望であり、分けあいであり、おだやかさであり、謙遜であり、優しさであり、思いやりであり、慈悲の心であり、友情であり、共感であり、寛大で広い心であり、真理であり、哀れみであり、そして信頼だ。わしのなかでこの二匹のオオカミがたえず争いあっているように、おまえたちのなかでも、おなじ闘いが起きているんだ。それはまた、すべての人たちの心なかでも起こっていることなんだぞ」

孫たちはしばし黙ったまま、その言葉の意味を、考えていた。

やがて子供の一人が曾祖父にたずねた。

「で、どちらのオオカミが勝つのですか?」

老人がこたえた。

「それはおまえが餌を与えるオオカミの方さ」

参考記事:自由と民主主義のルーツを知っていますか? 〜イロコイ連邦 筑紫哲也・星川淳〜

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