
新・戦争のつくりかた WEBにて手書き改訂版が読めます
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1945年7月、世界初の核爆発実験が米国のニューメキシコ州で行われました。以来、広島・長崎を含め、1998年までに行われた2053回の核爆発(核兵器使用と核実験)の場所をグラフィックで淡々と伝える、2003年の動画作品です。見ているだけで、超大国アメリカの狂気とか、人里離れたところで核実験が繰り返されることとか、いろいろなことに気付かされます。そして人類はいまだに、核兵器というものから卒業できていないのです。
核兵器は、強大な権力や資金や技術があって作られるものですし、対話でなく力で他国を従わせようとする究極の兵器でもあります。そういう意味では、デモクラシーとは対極的な存在ではないでしょうか。「民主主義」の国を自任するアメリカが、世界一多くの核実験を行ない、しかも唯一、人間の上に核爆弾を投下した国であるということの意味を、改めて考えさせられます。
橋本 公(日本) Isao Hashimoto
1959年 熊本生まれ。明治大学商学部を卒業後、17年間銀行員として勤務。2001年 武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科入学。2003年『1945-1998』世界の核実験地図を武蔵野美術大学で発表。東京日仏学院の「おんなのけしき 世界のとどろき」展(キュレーター岡部あおみ)に出品。
「1945-1998」制作にあたって
橋本 公(武蔵野美術大学・芸術文化学科)
「世界中で行われた核実験を視覚化する。」このテーマ設定だけでも一年近く悩んだこの映像作品は、私が大学の卒業に際して制作したものです。
私は、武蔵野美術大学・芸術文化学科で学んできた学生です。ここは、芸術と文化に関わる全てのものを対象に、マネージメントできる専門家を養成する学科です。私は、美術館などの公共施設を、いかにより多くのひとに利用してもらえるかを検討し、具体的対応策を提案することを学びました。研究をとおして、私は地図の重要性に着目するようになりました。
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